手浴・足浴とはお風呂に入る事の出来ない患者さんの体の一部をお湯につけ、さまざまな効果を得る事です。皆さん足湯はご存知ですよね?あのような感じをイメージして頂けるとわかりやすいと思います。手浴や足浴を行なう事で手足の汚れを取る事も可能ですし血行を良くする事も出来ます。またお湯に浸ける為爪が柔らかくなり爪切りがしやすくなります。更には温かいお湯の効果でリラックスする事が出来、その後の就寝もスムーズにいくなどの効果を得る事も出来るのです。
手浴や足浴を行なう時はいくつか必要なものがあります。看護師はこれらのものを事前に準備し、患者さんがスムーズに手浴・足浴を行なえるようサポートしてあげましょう。手浴・足浴を行なう際は、深めの洗面器・タオル・バスタオル・ビニール等が必要になります。またその患者さんがどういった体勢で手足をお湯に入れられるかで異なりますが、毛布や座布団やクッション等も必要になってきます。手浴・足浴を行なう際のお湯の温度は38度から40度くらいが好ましいでしょう。あまり熱い温度や冷たい温度にしないように気をつけましょうね。
また手浴や足浴を行なう際は、患者さんが気持ち良いかどうかという事をしっかりと確認して下さい。声を掛けてあげて様子を見るのも良いし(お湯の温度の状態なども聞く)、表情などをよく観察するのも良いでしょう。もし嫌がっていたり具合が悪そうにしていたら直ちにストップして下さい。無理をする事はいけません。
中には洗面器に手や足を入れる事が出来ず、手浴・足浴を行なえないという患者さんも居るでしょう。そうした患者さんにはタオルで行なう方法が有効です。温かいお湯でタオルを濡らし、そのタオルを手や足にくるくるっと巻いて、その上からビニール袋で包むとポカポカとお湯に浸かっているような感覚になれリラックス出来ます。また、汚れなども落ちやすくなるでしょう。タオルを使わずにビニール袋だけで行なえる方法もあります。丈夫なビニール袋に温かいお湯を入れて、そのビニールの中に手や足を入れ、入口をゴムで止めておくのです。
手浴・足浴はお風呂に入る事が出来ない患者さんのリラックス方法としては非常に有効です。メリットが豊富にあります。ですので看護師は丁寧に落ち着いて準備をすすめ、患者さんが出来るだけ楽な姿勢で楽しく手浴・足浴が出来るようにサポートして下さい。手浴・足浴で患者さんが喜んでくれたり笑顔になってくれたら嬉しいですね。
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