看護師の資格の取り方として一般的なのは、看護大学や看護専門学校で学ぶ方法ですが、自衛隊においても独自に看護師を育成していることをご存知の方も多いでしょう。自衛隊では、自衛隊中央病院高等学校看護学院で3年間学び、看護師の資格を取得します。自衛隊の看護学校の最大の特徴は「学費が国費にて負担される」ということで、本人負担はありません。
看護師は「特別職国家公務員」となり、各地にある自衛隊病院で経験を積み、国内外の災害地などへ派遣され救助活動に加わることもあります。国家公務員という安定した身分と、東日本大震災による被災者支援の関心の高まりにより、自衛隊の看護学校は注目を集めています。また、すでに看護師の免許を持っている人で自衛隊で働きたいという人も増えており、自衛隊では、中途採用も受け付けていますので、自衛隊看護師に興味がある人は要チェックです!
自衛隊看護師の仕事の主なものは、自衛隊病院での勤務です。自衛隊病院には、自衛隊中央病院、自衛隊地域病院があり、防衛省職員とその家族だけが利用できます。またそこで診察、治療、看護に携わる医師、看護師も防衛省職員で、ある意味、究極の企業病院、企業看護師と言えるかもしれません。ただ、将来的には自衛隊病院を一般市民にも開放するという計画が進められています。
また、要請があれば、国内外の災害地、および紛争地域など危険地域への派遣の可能性もあります。真に医療と看護が求められている最前線での勤務は、非常に大きなやりがいと使命感を感じる場面ではありますが、危険も伴います。そのため、自衛隊で働く看護師は、最低限の護身術、防御術も身に付けるよう教育がされます。
自衛隊看護師は、看護知識・技術だけでなく、体力と強靭な精神力が求められ、一般的な看護の仕事とは違うこともたくさんありますが、それだけに挑戦しがいのある分野です。看護師の資格を有し、すでに臨床経験を積んだ後、自衛隊で働きたいと思う人には、中途採用の道が開けています。自衛隊に中途採用されると、採用時の経験年数に応じた階級で待遇が決まり、以後、国家公務員の年棒表に照らし合わせて昇級していきます。ただ、自衛隊の看護学校に年齢制限や身体条件があるように、中途採用にも年齢制限や種々の条件が設けられており、採用は狭き門になっています。
採用の有無、採用条件などは、直接自衛隊に問い合わせることもできますが、転職戦略に長けた看護師転職サイトを利用すれば、予め必要な情報収集ができることはもちろん、転職成功のためのアドバイスをしてもらうことができます。狭き門の自衛隊の看護師求人だからこそ、応募する側も強力な援護射撃が必要です。
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