排泄の介助をする事も看護師の重要な役目です。病院で患者さんが排泄をするにはいくつかの方法があります。まずひとつ目は病院のトイレに行って排泄をする。そしてふたつ目はベッドサイドに簡易式トイレを設置しての排泄。そしてみっつ目はしびんや差し込み便器を使用してベッド上での排泄。最後にオムツなどがあります。
歩行可能な方や車椅子で移動が出来る方はひとつ目の排泄方法で、歩行などは出来ないがベッドからの移動と座った姿勢が維持出来る方はふたつ目の排泄方法で、ひとつ目とふたつ目が不可能な場合はみっつ目の方法で、そして全く動く事が出来ない場合や動いてはいけないとされている方は最後の方法で排泄をする事になります。
排泄の介助は看護師の業務の中では必要性が高いものですが、苦手としている方が多いという話も良く聞きます。しかし患者さんの立場になって考えてみて下さい。誰だって身体の自由がきくならば自分で排泄を行ないたいですよね。人にはそれぞれプライドや羞恥心があります。申し訳ないという気持ちも勿論あるでしょう。そんな中であなたが苦手そうに嫌そうに排泄の介助をしていたら患者さんはどう思うでしょう。きっと傷つきますよね。排泄の介助には素早く正確に終わらせる技術の他に、患者さんがなるだけ恥ずかしい思いをしないように配慮する心遣いも大切なのです。
ベッドの上での排泄は姿勢的にもお腹に力が入らず難しいものです。また、排泄の介助をする看護師だけではなく、カーテンで仕切られただけの他の患者さんの事なども考えてしまいます。看護師が排泄の介助が苦手だ不得意だなんて言っている場合ではありません。そんな事を言う前にするべき事・気にかけるべき事がきっと山ほどあるはずです。
勿論そういった意識をしっかりと持っている看護師の方も大勢いると思います。看護師になる為の看護学校などでは、排泄の介助をされる患者さんの気持ちに出来る限り近付く為に本人が実際にベッドの上で排泄をするという授業などもあるようです。勿論学校によって違いはあるようですが、こうした体験を事前にしておく事で「患者さんがどれほど恥ずかしいか」という事や「ベッドの上での排泄がどれだけ困難か」という事もわかるようですね。実際にこうした授業をした事が現在の職場で非常に為になっているという声もあります。
排泄の介助は非常に奥が深く介助をされる側もする側も大変なのは事実です。でも、だからこそやりがいもあると思います。
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